原油高の影響は?

原油価格が少し下がったようです
3日続落。1バレル=90.62ドル・・・などという記事もあります。
しかし、一方では高値圏で乱高下しているとの記事もあり予断を許さない状況のようです。

原油高になるとテレビのニュースは、ガソリンスタンドで顧客の声をよく流します。
「ガソリンが高くなると家計に響きます〜」「少しでも安い所へ行きます・・・」などの声とともに。
定番ですね。

でも本当なのでしょうか?

私も月50〜100リットルほどのガソリンを消費しますが、10円上がれば500円〜1,000円の負担増です。20円上がれば1,000円〜2,000円程度。

昨日まで140円だった看板が150円になっているのを見ると「うわっ!昨日に入れておいたらよかった・・・」と損をした気分になりますが、実際にはそれで家計に影響することは殆どありません。

私の場合140円→150円のインパクトで、思考停止状態に陥ってしまっています。

自動車保険では年間走行距離が11,000km以下だと保険料が安くなる。というようなコピーをつけているところがあります。これはおそらく大半のドライバーの年間走行距離がこの距離以下だということでしょう。

これを参考に、例えば年間11,000km走行し、燃料消費量がリッターあたり8?とすると、年間のガソリン使用量は1,375ℓ。
ガソリン単価が10円UPすると年間13,750円の支出増。
月では1,146円の支出増。
20円UPすればこの倍になります。

この数字を見ると、やっぱり家計を直撃するほどではないのでは・・・と思います。
ただし、東北、北海道のように冬の暖房に石油が欠かせない地方の生活には影響があるでしょう。

心配なのは事業への影響です。

お客様で運送業や業務の一部に配送を抱えておられるところがありますが、ここは確かに直撃です。
ここ1〜2年の石油高騰で経営はかなり疲弊していると感じます。
さらにこのまま高値が続くと深刻な問題となりそうです。

建築材料や生活用品も値上されてきています。企業利益を圧迫しているのでしょう。
日用品の値上がりは家計にじわ〜っと影響するのかもしれませんが、
さらに原油高が続くと、企業は、企業維持のために「賃金抑制」などやりかねません。
(中小会社では現実的な問題です。)

そうなると、本当に家計は打撃を受けます。

これが原油高による本当の影響だと思いますが、ただ、効果的な対策は無く、いまは原油価格が安定することを祈るだけです。

Filed under: 未分類 — ランチェスター儲かる仕組み作り コンサルタント 谷口薫 8:52 AM  Comments (0)

猿 VS 人間

先日、新聞を見ていたら次のような記事が載っていました。

「大津E群サル全頭捕獲へ」
大津(滋賀県)の比叡山を縄張りとするニホンザルの群れ「大津E群」について、これまでも方針を転換し、全頭捕獲することを決めた。と冒頭にありました。
(大津市には8つの群れが存在し、そのひとつがE群です。)

当初は、群れの一部を捕獲して様子を見ていたようですが、出没頻度がほとんど減らなかったということで、関係団体と捕獲計画を策定するそうです。

猿は住宅地に現れて、人にも被害を与えるようになったため、大津市は群れを弱体化させるために昨秋から今年1月にかけ捕獲に取り組みました。
この捕獲で、これまで50頭いるとみられる群れのうち、約3割に当たる12頭を捕獲したそうです。

しかし、目撃情報や群れにつけた発信機の情報から出没頻度は捕獲前と変わっていないようなので、出没を抑えるためには全頭捕獲という結論に至ったようです。

この記事を読んですぐ思い出したのが、陶山訥庵
竹田ビジネスモデルを少しでも勉強し、また竹田先生の本を読まれた方はご存知のことと思います。

陶山訥庵といえば地域戦略。地域戦略といえば陶山訥庵ですね。

以下、竹田先生の「地域戦略」を参考にしました。

元禄13年、徳川綱吉の時代。
当時、長崎県の対馬では人2万人に対して、猪が8万頭いました。
人1に対して猪4.1対4で農作物を荒らしに荒らしていたそうです。
(1対4は二乗の法則が働き1対16になったかどうかは定かではありません・・・)

農民は田や畑に見張り小屋を建て、一日中鐘や太鼓で脅していたが、油断するとごっそりやられたそうです。
猪は結構頭が良く、人間の行動パターンをすぐに覚えるので防衛が難しいようです。

対馬はもともと貧しい地域であったので、猪の害で多くの死者が出たのだそうです。

陶山訥庵はそんな状況を見てずっと心を痛めていたのでしょう。
43歳のときに郡奉行に就任すると、16歳のときから考えていた猪全滅作戦を提案し、実行しました。

16歳から27年間、思い続けていたのですね。それほど深刻だったのでしょうね。

そして9年間で8万頭の猪を全滅させました。
このやり方が経営にも大変役に立ちます。

でも残念ながら、猪全滅戦略はここでは明かしません。
陶山訥庵の戦略を詳しく知りたい方は、ランチェスター経営?の「地域戦略」の教材でどうぞ!

本当に経営に役立ちますよ!

しかし、綱吉の時代といえば「生類憐みの令」
よく実行できたものです。

さて、大津市はどういうやり方をしたのかわかりませんが、新聞の文言からは昨秋から今年1月の期間をかけて12頭確保したようです。

残り約40頭。一体どんな方法で、どれくらいの期間で捕獲できるのでしょうか?

陶山訥庵か!? 現代人か!? どちらが優秀でしょうか?
そして猿が勝つか? 人間が勝つか?

興味津々です。

Filed under: 未分類 — ランチェスター儲かる仕組み作り コンサルタント 谷口薫 8:26 AM  Comments (0)

1枚のハガキ

1枚のハガキが届きました。
3年ほど前に、1度だけ仕事の関係先に連れて行っていただいた、京都は祗園のお店からです。

スナックというのか?クラブというのか?またはラウンジというのか?
私にはよくわかりませんが、そこから届いたのは閉店のお知らせでした。

他にも、このようなお店からの案内が届くことがあります。
ほとんどが、誰かに1度連れて行ってもらい、しかも数年経過しているケースが多いのですが、こまめに案内は届きます。
「顧客管理の仕組み」だけはしっかりしているな・・・と思います。

一方では、より広い店舗への移転。
また一方では、規模を縮小する店もあります。
きれいなビルから出て、古いビルへ移るところもあります。

盛者必衰

一見すると華やかで儲かっているように思うのですが、競争は激しいようです。
やはり市場規模が大きいところで勝ち続けるのは大変なようです。
竹田先生が仰る「弱者は市場規模の小さいところを狙え」という説に説得力を感じます。

案内をいただいても、私はこの街の常連でもないので特に感慨はありませんが、ただ、この市場でのビジネスには興味があります。

競争の激しい街で、いかに店の特長づくりをしているのだろう?
なぜ、この店はお客が集まるのだろう?
店の利益はどれくらいだろう?
継続するビジネスにするにはどのウエイトを高める必要があるのだろう?

中小企業の一人当たり純利益は約30万円です。(年間)
細かく業種を見ていくとバラつきはあります。

飲食店の平均は11.6万円です。
全業種平均よりもかなり低いようです。
うち、バー・クラブは13.9万円と飲食店のなかでは若干高めですが、それでも利益性は高くないでしょう。

飲食店と言えば、祗園に限らず、この業種で起業をされる方も多いようです。
しかし前述したように利益性は低いです。

手軽に開業できるのでしょうか?

一般食堂 8.5万円 日本料理 9.8万円 西洋料理 10.1万円 中華料理 11.8万円 そば・うどん10.2万円 すし 9.8万円 喫茶店7.8万円

それぞれの一人当たり純利益です。

この利益を3倍程度にする戦略はありますか?少し心配です。

Filed under: 未分類 — ランチェスター儲かる仕組み作り コンサルタント 谷口薫 8:16 AM  Comments (2)

起業する前に・・・

この2ヶ月間ほど、京都市の新設法人のデータを取得してみました。
1週間に15社程度。1ヶ月間で60〜70社が設立されていました。
単純に年換算すると800社ほどになる計算です。

皆さん、希望に満ち満ちて、新たなスタートを切られたのだろうな・・・と新設法人の社名を見ながら、思わず自分が事業を始めたときのことを思い出しました。(ただし、思い出すのは希望よりも不安と苦しみの日々ですが・・・)

平成18年に会社法が改正され、最低資本金の規制がなくなり、簡単に会社が設立できるようになりました。

しかし、形式的に会社設立が簡単になっても、経営が簡単になったわけではありません。

事実、私のまわりでも、数社が設立後1年以内で廃業されました。
あまりに、安易に事業を始められたように感じました・・・

「経営者は不特定多数の人から金を集め、その資本を元に労働を使って価値を創り出す。新しい事業計画を出資者に説明して回り『そこまで言うなら、投資したろか』というぐらい、事業内容とその人のビジネスマンとしての説得力が求められる。それがないなら会社は立ち行かない。今の時代なら資本金3,000万円は必要なのに、国の最低通貨で株式会社ができるのはおかしい」

京都新聞に元祖ベンチャーと言われている堀場製作所の最高顧問である堀場雅夫氏の言葉が載っていました。

「ひぇ〜、厳しい〜」

今は「誰でも、簡単に、小資本で起業できる」かもしれませんが、事業を継続させ、発展させていくには、ここまでの厳しさが必要なのか?と正直驚きました。

独立起業するときこそ、戦略が必要だ!これが私の持論です。
でも堀場氏の言葉を聞き、まだまだ甘かった・・・と思いました。

事業内容で不特定多数の人から出資を募るというのは簡単に出来るものではありません。いや、かなり難しいことです。
練りに練った戦略が必要です。

何年も事業をやってきた社長でさえ、簡単にできるものではありません。

もしかしたら、堀場氏の言葉通りの起業家がいるとしたら、それは弱者ではないかもしれません。すでに強者かも・・・

正直、ここまで出来なかったとしても、起業前にこれだけは考えてみてください。

新規開業者は弱者です。弱者中の弱者。番外弱者です。
資本も、人脈も、お客も、組織力も、商品力も、営業力もどれも競争相手に負けています。

そこで局地戦、長時間労働、重点主義、節約と倹約、差別化、接近戦、軽装備、先制攻撃、隠密行動などなど、弱者の戦略を研究し、十分なシミレーションをすることは起業前の最低限の準備です。

くれぐれもお忘れなく。

Filed under: 未分類 — ランチェスター儲かる仕組み作り コンサルタント 谷口薫 7:38 AM  Comments (0)

顧客戦略?つづき

顧客戦略第3章 3なぜお礼状をださないか?に
「お礼のハガキを出さない5大原因」が載っています。

これを見ていると、なるほどと!思います。

私自身、過去から色々なセミナー等で、ハガキを出すことについて教えていただいた経験があります。
そのときは、なるほどやってみようと思っても、なぜか2〜3回実行した後、続かなくなったのですが、その原因がよくわかりました。

私にとって科学的問題解決法は、文字通り、色々の問題解決に役立っています。

「お礼のハガキを出さない5大原因」

?お客活動が1番大事な仕事の認識
?どういうときにハガキを出すか決めていない
?どう書いたらいいかわからない
?字が下手
?ハガキを書くのに時間がかかりすぎる

?お客活動が1番大事な仕事の認識はすべての基本ですね。

なぜ赤字になるのか?なぜ倒産するのか?
それは、お客が足らないからです。

「資金繰りが悪い」とう言葉をよく聞きますが、この原因は殆どが、お客が不足し、粗利益を生み出せないからです。だから資金が不足するのです。

しかし、この状態は正確には「資金繰りが悪い」のではなく、経営のやり方がダメなのです。

次に
?こういうときにハガキを出すと決めておく
?モデル文書を用意しておく
?時間をかけずにハガキを書けるように考えておく

この部分は、仕組みづくりで対処できることです。大事なことも気持ちだけではうまくできません。そこには必ず仕組みを設ける必要があります。

しかし、小さな会社は仕組みづくりに不慣れなようです。ここは社長の仕事。社長の責任です。戦略実力の差が簡単に出てしまうところですね。

手元に「出会いに感謝」と書かれたハガキがあります。
交流会等で名刺交換をした方から来ました。当初は熱心な方だな〜と思っていました。
その後不定期に、ハガキが届き、その方が扱う商品の紹介など書かれていました。
しかし、その方の商品を買う可能性がないと思われたのか、しばらくしてハガキは来なくなりました。

こんなことってよくありますよね。

お礼のハガキで本当に大事なのは感謝の心です。
感謝を表現する一つの方法がハガキでのお礼です。
感じたことと、素早く、素直に表現することが感謝で、そのためにある程度の仕組みづくりが必要です。

そこには、営業の下心は不要です。

Filed under: 未分類 — ランチェスター儲かる仕組み作り コンサルタント 谷口薫 8:39 AM  Comments (2)