企業が抱える大問題?

前回の続きで、事業承継のウエイト付けについて考えます。

竹田先生の事業承継の要因は次のとおりでした。

?資産の承継

?地位、役職

?戦略知識を体系的にまとめ伝える

?人脈

これらのものを、後継者は引き継ぎますが

このうち、?〜?は同時に承継が実行されるため、ひとつにまとめると

大きく分けて

「資産の承継」「戦略知識等の承継」の2つに絞られます。

まず、このふたつのどちらを優先すべきなのでしょう?

先ほども書きましたが、今までは資産の承継について重視されてきました。

しかし、資産は、経営戦略とその実行の結果です。

優れた戦略とそれを実行する方法を相続し、後継者がそれを活かせばもっと大きな資産を築くことも可能です。

一方、後継者の戦略知識や実行力が乏しければ、最悪の場合事業が破たんし、すべての財産を失うことになります。

つまり、戦略知識や実行力を高める知識が、より価値ある財産ということになり、

1.戦略知識等、2.資産 の順で承継の対策を考えるべきとの結果が導き出されます。

さて、さらに、このふたつをランチェスター法則とオペレーションズリサーチの方法でウエイト付けすると

戦略知識等の相続 70  資産の相続30 のウエイト付けになります。

出ました!

70:30の法則!

実践の中で生み出された経営戦略は、財産以上に貴重な価値です。

しかも財産には多額の相続税がかかりますが、戦略知識の相続には1円の税金もかかりません。

にもかかわらず、財産の相続に関心が行くことをみていると、人はことのほかお金にとらわれ、お金にこだわっているのがわかります。

事業を営む者にとって財産は結果であり、手段です。

ところで、こういうウエイト付けになったのですが、現在の社長に戦略知識がなければ、

そもそも、引き継ぐべきものがなく、事業承継の成果は期待できないということになります。

これは大きな問題です。

戦略はありますか?

それを伝えるために、まとめてあるでしょうか?

それとも、戦略はあきらめて財産だけを相続しましょうか?

Filed under: 未分類 — ランチェスター儲かる仕組み作り コンサルタント 谷口薫 8:24 AM  Comments (0)