社長のPDCA

一昨日のブログで、社長の実力について書かせていただきました。今日もこれに少し関連します。

竹田先生の教材で、「社長の仕事」を次のように整理されてるところがあります。

<社長にとっての第1の仕事>
経営戦略をしっかりと研究し、自分の戦略実力を上位3%に高めること

<社長にとっての第2の仕事>
商品、地域、営業などに、規模に合った目標を定め、仕事がしやすくなる仕組みをつくることになる。

<社長にとっての第3の仕事>
従業員とともに力強く実行することになる。戦術

<第4の仕事>
結果を分析して改善することになる。

よくPDCAサイクルを回そうなどといいます
プラン→ドゥ→チェック→アクション

ご存知の通り、これは管理サイクル。マネジメントサイクルですね。
品質管理の父といわれるデミング博士が、体系化したことでデミングサイクルとも言われています。

社長にとっての仕事、第1から第4を見ていると、これはPDCAサイクルそのもののように思います。

皆さんも確認してみてください。

ねっ!

だが、さらにじっくり見てみると・・・

色々なところで使われるPDCAサイクルなので、一概には言えませんが、一般的なPDCAは業務改善を目的とするもの、つまり戦術の改善を中心とするものだと思います。

しかし、社長にとっての仕事第1から第4のPDCAサイクルは、戦略を中心としたものです。

社長のPDCAサイクルがあり、そこから生まれる業務に対して、またPDCAサイクルがある。そんな構造でしょうか。

別の言い方をすれば、戦略PDCAサイクルと戦術PDCAサイクルがあり、しかも、戦術PDCAは複数存在します。

結局、社長の戦略PDCAサイクルがしっかりしていないと、そこから生じる戦術PDCAサイクルは力不足で効果が見込めません。

経営計画、PDCAに熱心な会社はありますが、本当に社長自身が、しっかりと社長のPDCAを回しているところはどれくらいあるのでしょうか。

これを見ていて思いました。

社長の実力は社長のPDCAサイクルを根気よく、グルグルグルグルと何回も何回も回し続けていくうちにつくのではないでしょうか?

社長の実力は一気に高まらず、らせん階段をのぼるようにジワジワと高まるような気がします。

Filed under: 未分類 — ランチェスター儲かる仕組み作り コンサルタント 谷口薫 8:06 AM  Comments (0)

株と経営システム

昨日は、株の勉強へ行ってきました。

「2つの公式で始める株式投資セミナー」

京都LBクラブにもご参加いただいています、日根野さんが代表を務める「株の学校アクションラーニング」が開催されたものです。

ホームページの会社案内を拝見しますと

2007年12月で会社設立から3年
構想から3年弱
コンテンツ開発から約2年
いよいよお気に入りの商品をお客様に楽しんでいただくステージに来ました。

とあります。

じっくりと準備されてきたようです。それが証拠にすべてにおいてよくできています。

私がセミナーに参加する目的のひとつに、運営方法を学ぶことがありますが、久しぶりに完璧だと思いました。募集から実施まで、そして次のステップへの誘導・・・
必要なものがすべて秩序的に納まっているという感じでしょうか。

見習うところが沢山ありました。京都LBクラブなどは、結構場当たり的なところが多いので、反省・・・

さて、肝心のセミナーも、わかりやすく、重要なポイントが明確で、飽きずに聞かせていただきました。

たった2つの公式を使って株式投資の判断を行うというものですが、中小企業の経営者に是非聞いていただきたいと思う内容でした。

2つの公式とは純資産と当期純利益を使います。

経営者にはフルラインの知識が必要ですが、数字に弱いとか言って財務の知識習得を避けようとされる方がおられます。

しかし、これなら楽しみながら大事な数字を理解できると思います。

どこが大事か理解できれば、それを実現するための戦略づくりに力が入るというものです。

それにしても、株というのも最後は会社の実力に直結しており、数字に表れた「経営システム」の善し悪しが結局ものを言うようです。

色々な意味で勉強になりました。

Filed under: 未分類 — ランチェスター儲かる仕組み作り コンサルタント 谷口薫 8:07 AM  Comments (0)

社長の実力とは?

「社長の戦略実力を高める!」とこのブログでもよく書かせていただきますし、言葉にも出します。

でも、一体「戦略実力」を高めるとはどういうことなのか?

どういう状態になれば高まったことになるのか?

というようなことについては、無責任にも触れた記憶がございません。

そこで、本日はこの点について竹田先生はどう考えておられるのか、その言葉をお借りして確認させていただきたいと思います。

竹田先生はパレートの法則と赤字法人率を参考にされています。

社長の戦略実力を高めるとは、結論から言うと

「100人中3番以内に入れ!」ということです。

どうですか?

100人中3番以内とはかなり厳しいな〜と思われましたか?

それともまだ漠然としていますか?

そうですよね、大手ならいざ知らず、小さな会社は100人中3番目かどうかなんてよくわかりませんよね。

中小企業では、どこが1位か?またはどこが最下位か?なんてことわかりません。

そこで、次のような指標を与えられています。

それは「年間純利益が業界平均の3倍以上」というものです。

現在、中小企業の一人当たり純利益は約32万円ですが、この3倍の96万円以上の一人当たり純利益が出れば、100人中3番に入ったと判断します。

ただし今の数字は、全業種平均なので、自社が属する業種で計算してください。

一人当たり純利益は、飲食業平均で10万円前後、製造業平均は40万円前後、卸売業平均は52万円と業種により大きな差があります。

また、同じ製造業でもパン製造は9.4万円なのに、蒸留酒(焼酎)製造業は101.4万円と、これまた大きな差があります。

社長の実力を直接評価できる方法はありませんので、間接的に利益で判断します。

繰り返しになりますが、自社の利益が業界平均の3倍以上出たとき100人中3番までに入ったといえるでしょう。

そうそう、この利益は「一人あたりの純利益(税引後)」です。会社全体の利益ではありませんし、営業利益や経常利益でもありません。念のため。

役員報酬の額や学歴、頭の良さ、容姿、名誉職の数、そんなことは全く関係ありません。

参考までに、パレートの法則では、100人中10番目は実力的にほぼ真ん中ということになります。

ここまでは業界平均利益がしっかりと出ているランクです。

20番は中の下。何とか黒字でしょう。しかしその利益は業界平均以下。

40番は下。

法人の赤字比率が70%であることを考えると、30番から下は赤字企業ということになります。

60番は番外。このあたりは毎期連続して赤字のはずです。

あなたの会社は黒字ですか?赤字ですか?それは何期続いていますか?それは同業者と比べてどうですか?

その利益(または赤字)が現在の社長の戦略実力です。

しかし、100人中3番に入っていなくても、あわてずにステップアップしていけばいいでしょう。(と簡単に言ってしまいましたが・・・)

赤字の会社はまず黒字へ。利益が小さい会社は業界平均レベルへ。業界平均の黒字を出して入れば、平均の3倍を目指しましょう。

そのためには経営の総点検。

というより謙虚な気持ちで自分自身の実力を認めるところから始めましょう。

そして次の行動はどうします!?

Filed under: 未分類 — ランチェスター儲かる仕組み作り コンサルタント 谷口薫 8:15 AM  Comments (0)

大企業のマネは・・・

竹田ビジネスモデルを知っている人には当たり前のことですが、規模により社長の役割は変わってきます。

同じく、「業績の何割が社長で決まるか」も会社の規模により変わります

経営戦略に関する書籍(ランチェスター戦略以外)を読んでいると、目標、戦略、仕組み作りになどについて「なるほどなぁ〜」「そういうことか〜」と新しい切り口、視点を変えた切り口に、大きな気づきを得ることがあります。

しかし、そういう「いい話」も読み進んでいくと

「そういう戦略思考を持てる従業員や部下をどれだけもてるかだ・・・」

というような言葉に出会います。

「なんや〜大企業向けか・・・」

でもこの書籍は誰が読むのでしょうか?おそらく従業員100人以下の経営者や経営幹部も読まれると思います。

書籍のどこを見ても「これは大企業向けです」とは書いていないですから・・・

「業績の何割が社長1人で決まるか!?」と言えば、6人以下の会社は100%です。100人以下の会社でも96%です。

100人以下の会社は「戦略思考を持てる従業員や部下をどれだけ持つか」ということよりも社長の実力を大幅UPすることの方が大事です。

これに関して、竹田先生の教材で次のような記述があります。

?社長の実力テストはなく、社長は1人のため実力のレベルが不明。

?社長が責任を持って担当すべき役目は形がないので、これも不明。

?業績の何割が社長1人の実力で決まるか、根拠をきちんと説明するコンサルタントもいないので不明。

こうしたことから、業績のほとんどは従業員で決まると考える人が多くなる。

ごもっともです。

規模と業績の責任者の関係を明確にしている書籍はないし、コンサルタントも少ないように感じます。

悲劇です。

経営規模で変わる社長の役割や業績への責任をご存知ない会社が、大企業と同じ考え方で経営をやると・・・

Filed under: 未分類 — ランチェスター儲かる仕組み作り コンサルタント 谷口薫 8:09 AM  Comments (0)

毎日何分考えていますか?

今日の京都は雨です。

雨の中を早朝勉強会へご参加いただきました皆様、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

今日は、竹田先生の「顧客戦略」第4章から「役に立つサービスを実行」を研究しました。

顧客のことをいつも中心に考えて経営をしているように思っていますが、あるいはそれは錯覚なのかもしれません。

竹田先生のDVDにこのような説明がありました。

アメリカの心理学者の調査によると、8時間仕事をしている中でお客のことを考えている時間はたったの15分だそうです。

自分ではもっと考えているような気がするのですが、本気で考えている時間は案外少ないのかもしれません。

これでは少ないので、2〜3倍の30分〜45分に増やす必要があります。1時間考える時間を持つことができれば最高だそうです。

これを毎日。そして本気で。集中して。

一人ひとりのお客様の顔を浮かべ、この人の役に立つにはどうすればいいか考えます。最初はうまい考えが浮かばないかもしれませんが、やがて良い知恵が出てくるようになります。

やがてと言っても3年、5年ですが・・・

果たして、ここまで続けられるでしょうか?いつものことですが思いつきでは無理ですね。続ける仕組みづくりが大切です。

そして、このようなことを組織内の一人ひとりができるようになると、すごいことが起こりそうですね。

その大本は社長の考え方にあります。社長自身がまず実践してみる必要があります。社長ができないことは従業員もできません。

最近は怠っている私です。

以前は毎朝、お客様のことを考えるための時間を取っていたのですが、最近の朝は、考える時間というよりも、作業の時間となっています。

これではいけない。

小さな、小さな組織なので戦術を怠ることはできません。それは仕方ないのですが、考える時間をとらなくてもいいというわけではありません。

もう一度全体の時間量と時間配分を考えてみようと反省しました。

些細なことかもしれませんが、このような気づきがあることも早朝勉強の効果です。

本日も色々学ばせていただきありがとうございました。

Filed under: 未分類 — ランチェスター儲かる仕組み作り コンサルタント 谷口薫 8:22 AM  Comments (0)