判定者、指導者、助言者

 「会計こそは各企業に対し、過去に対する誤りなき判定者であり、現在に対する欠くべからざる指導者であり、将来に対する信ずべき助言者である。」

 

J.F.シェアーの言葉です。

 

20年ほど前にこの言葉を知って以後今日まで、なんて素晴らしい表現をされているのだろうと思い続けています。

 

と同時にこの言葉をあてはめ

「自分の現在の成果は、過去行ってきことの結果だ。それがこの程度か・・・」と少し落胆することもしばしば。

 

「でも、この数字を達成できれば、こんな世界が待っていると助言してくれている」そう信じようと勇気が出ることもしばしば。

 

 経営システムの良し悪しを間接的に表すのが利益だと言われるのと同様、この言葉をみると会社で扱われる数字は経営と密接な関係があることを強く認識します。

 

数字は正直なのです。

 

例えば、赤字が連続するのは経営システムに構造的な欠陥、問題がある証拠です。

 

今の売上を作ることは確かに大事です。

お金の流れが滞ると倒産します。

 

キャッシュフロー、キャッシュフローと念仏のように唱える人の気持ちもよくわかります。

 

でもそれは今のことです。

今の状況は、過去行ってきたことの結果です。

まさしく過去に対する誤りなき判定者です。

 

会社の未来を良くするには、今日これから、過去と違う経営をする必要があります。(当たり前!!)

 

例え、社長一人の小さな会社であっても、経営者の仕事は、未来への方向性を決め、その方向に進むようにすることです。

 

そのために戦略が必要となるのです。

 

経営者が決めた方向に進むために、全社的な勝ち方のルールを考え、具体的に実行し、方向性が正しいかチェックします。

 

そのチェックが数字。

 

でも、会計、財務が苦手な経営者が多いように思います。

 

経営者は簿記会計ができなくてもいいのです。

 

しかし、今の自分の戦略がどうなのか?数値でチェックできることが経営者には必要です。(そのためには簿記会計の仕組みを知っておく必要はあるのですが・・・)

Filed under: 未分類 — ランチェスター儲かる仕組み作り コンサルタント 谷口薫 8:38 AM  Comments (0)