新規事業?

今日が実質的に10月のはじまりという方も多いでしょうね。

 

はじまりに相応しい、いい天気です。がんばりましょう!!

 

 

昨日、少し近江商人のことを調べていたのですが、近江商人といっても、日野商人、八幡商人、湖東商人(五個荘商人、愛知川商人)高島商人と分かれているようです。

 

そしてそれぞれで商売のやり方も随分と違うことを知りました。

 

竹田先生のテキストにも近江商人の商法について書かれています。

 

完全にピタリ一致というわけではないですが、日野商人に近いような気がしました。

 

 

日野商人は日野椀と呼ばれるお椀や薬(万病感応丸が主力商品)などを行商で販売しました。

 

地域の中心は北関東全域。江戸などの中心地でなく、周辺の群馬、埼玉、栃木の農村を重点としていたそうです。

 

当然ですがお客の中心は農民たちになります。

 

商品、地域、客層の重点をしっかり決めていたようです。

 

そうして誠実に薄利多売の精神で手堅く利益を得て、ある程度の財を成すと、その北関東地方で出店するのでした。

 

おもしろいのがここ。

 

お椀、薬の行商をしていたので、それらを販売する店を出されるかと思ったらそうではないのでした。

 

出店する場合は、酒、しょうゆなどの醸造業を営まれることです。

 

あれ、いきなり新規事業?と思いますが、これには理由があります。

 

お椀や薬を農民に販売するとき、現金商売ではなく掛け販売で、代金の回収は秋の収穫期に一括、しかもそれは米や麦などの現物だったそうです。

 

その米、麦をより付加価値をつけるために、しょうゆや酒にして販売することをしていたそうです。

 

 

出店方法はランチェスター経営です。

 

日野千両店と言われる小規模な店を郊外にいくつも出していきます。八幡商人が都市で大型店を一店出店するのと対照的です。

 

明治43年の滋賀県下の高額納税者上位22名の中に、半数の10名が日野の商工業者だとの記事を読みましたが、日野商人の活躍ぶりがわかります。

 

ほかにも近江商人の違いを調べると色々興味深いことがたくさん出てきますが「しまつしてきばる」ことは皆、共通していたようです。

 

しまつしてきばる。忘れないでおこう。

 

Filed under: 未分類 — ランチェスター儲かる仕組み作り コンサルタント 谷口薫 8:02 AM  Comments (0)